最近最寄り駅に映画館が出来たので、ちょっとそこまで感覚で映画が観れる環境になったと嬉しい思いです。
4月から待ちに待った「グランド・ブダペスト•ホテル」なかなか時間が取れなくて、ようやく映画館へ観に行ってきました。
作品を選ぶ基準は「雰囲気」←(色々な事で、かなりこれポイントな私です。)
新聞の夕刊で映画の紹介をしている欄が好きで(特に何作品も縦帯で紹介したりしたもの)その写真や少しの紹介文等で「なんとなくいいなぁ」と思ったものを見に行きます。
しかしこれがなかなか当たるのです(あくまで私の好みだったと言う事ですが)
今回はファッション雑誌のサイトの記事で見つけたものです。「お菓子のようなピンクのホテル」そのビジュアルに一目惚れ♡
実際映画の中には、それとリンクするかのように菓子店の菓子箱のピンク、カラフルなお菓子、赤い壁のエレベーター、各ホテルのキーのタッセル、ホテルのユニフォームのダークパープルに真っ赤なパイピングの組み合わせ。視覚だけでも十分ワクワクします。ストーリーがミステリーと忘れるくらい…。
とはいえやはりミステリーなので、一気にダークな色合いになったり、人が殺されたりするシーンがあります。それが気持ち悪くないのですね。基本ホラーや戦闘ものは駄目なのですが、なんだかコミカルな印象さえ受けました。
出演しているキャストの方々も魅力的です。脇役なのにキラリとひかる、気になる方ばかり。
あっという間にエンドロール、ストーリーは明るくないものの、流れるバラライカ(ロシア産のマンドリン)が軽快な気持ちにさせます。
これを機にウェス•アンダーソン監督の他の作品も観たいと思いました。